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オーディオミキシング

プロフェッショナルなオーディオミキシング機能を解説します。クリップ単位の音量調整、3バンドEQ、コンプレッサー、ノイズゲートを使いこなしましょう。

オーディオミキシングの概要

VideoBuffはブラウザ上でプロフェッショナルなオーディオミキシングツールを提供します。クリップ単位での音量調整に加え、3バンドイコライザー(EQ)、コンプレッサー、ノイズゲートといったエフェクトをクリップごとに適用できます。

これらのツールを使うことで、ナレーションの声を明瞭にしたり、BGMの音量バランスを整えたり、環境ノイズを低減したりといった作業がブラウザ内で完結します。プレビュー再生時にリアルタイムで効果を確認でき、書き出し時も同じ効果が適用されます。

音量コントロール

各クリップの音量は0%から100%の範囲で個別に調整できます。インスペクターパネルのオーディオセクションにあるスライダーで操作するか、数値を直接入力して正確な音量を設定します。

ナレーション音声を100%に保ちながらBGMを20-30%に下げるといった、一般的なミキシングバランスを簡単に実現できます。音量調整は非破壊的に行われるため、元の音声データが変更されることはありません。

複数のオーディオクリップが重なる区間では、各クリップの音量が合算されるため、全体のバランスを確認しながら調整してください。

3バンドイコライザー(EQ)

3バンドEQはLow(約300Hz以下)、Mid(300Hz〜3kHz)、High(3kHz以上)の3つの帯域をそれぞれ±12dBの範囲で調整できます。Low帯域を下げると環境の低周波ノイズやこもりを軽減でき、Mid帯域を少し上げるとナレーションの声の明瞭度が向上します。

High帯域を上げると音の輪郭やシャープさが増し、下げるとシビランス(歯擦音)を抑えることができます。各帯域のスライダーはリアルタイムで効果が反映されるため、再生しながら最適なバランスを見つけることが可能です。

EQは特にナレーションの聞き取りやすさの改善やBGMの周波数帯域の住み分けに効果的です。

コンプレッサー

コンプレッサーは音量の大きい部分を圧縮して、全体の音量差を均一化するエフェクトです。パラメータにはThreshold(圧縮が始まる音量レベル)、Ratio(圧縮比率)、Attack(圧縮の開始速度)、Release(圧縮の解除速度)、Makeup Gain(圧縮後の音量補正)があります。

4つのプリセット(Narration、BGM、Strong、Punch)が用意されており、用途に合わせてワンクリックで適用できます。Narrationプリセットは穏やかな圧縮で声のダイナミクスを整え、Strongプリセットは強い圧縮でポッドキャストのような均一な音量を実現します。

コンプレッサーを適切に使うことで、視聴者が音量を頻繁に調整する必要がなくなります。

ノイズゲート

ノイズゲートは設定したしきい値(Threshold)以下の音量の信号をカットするエフェクトです。Thresholdは-100dBから0dBの範囲で設定でき、この値より小さい音は無音として処理されます。

発話の合間のエアコンの音やPCのファンノイズなど、低レベルの環境ノイズを効果的に除去できます。ただし、Thresholdを高く設定しすぎると、小さな声や余韻もカットされてしまうため、再生しながら慎重に調整することが重要です。

ナレーション収録時の環境ノイズ対策として特に効果的です。

技術解説:オーディオ処理の実装

オーディオ処理にはWeb Audio APIを使用しています。EQの各帯域はBiquadFilterNodeで実装されており、Low帯域にはlowshelf、Mid帯域にはpeaking、High帯域にはhighshelfフィルタータイプを使用します。

コンプレッサーはDynamicsCompressorNodeで実装され、指定したパラメータに基づいてリアルタイムにダイナミクス処理を行います。プレビュー再生時と書き出し時で同じエフェクトチェーンが使用されるため、聞こえる音と書き出される音が完全に一致します。

GainNodeで音量調整を行い、すべてのノードが直列に接続されたオーディオグラフとして処理されます。

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