Claude 連携:チャットから動画編集を指示する
Claude Desktop / Claude Code から VideoBuff を直接操作する方法を解説します。インストール、使い方、できること・できないこと、プライバシーまでをまとめました。
Claude 連携とは
VideoBuff は Model Context Protocol (MCP) に対応しており、Claude Desktop や Claude Code から直接操作できます。導入すると、タイムラインへのクリップ追加、カット、テキストオーバーレイ、カラーグレーディング、トランジション、書き出しダイアログを開くところまで、Claude が自律的に実行できるようになります。
あくまで追加機能で、連携を入れなくても VideoBuff は通常通り手動で使えます。導入後もキーボードとマウスでの編集は並行して利用できるので、「細かい調整は自分で、面倒な反復作業は Claude に」といったハイブリッドな使い方もできます。
編集中のブラウザタブが開いているあいだだけ Claude からの操作が有効になる設計なので、タブを閉じれば連携も即座に切れます。
インストール:Claude Desktop
Claude Desktop を利用している場合、ワンクリックでインストール可能な .mcpb バンドルを VideoBuff サイトのフッターまたは設定ダイアログから入手できます。ダウンロードした .mcpb ファイルをダブルクリックすると Claude Desktop が開き、拡張機能として追加するかの確認が表示されます。
承認後は VideoBuff 固有のツール群(クリップ追加・テキスト編集・書き出しダイアログなど)が Claude から見えるようになります。VideoBuff の編集タブを開いた状態で Claude にプロンプトを投げると、Claude はタブの内容を取得しつつ必要なツールを呼び出します。
バージョンアップ時は同じく .mcpb の最新版をダウンロードし直してインストールすれば上書き更新されます。
インストール:Claude Code
Claude Code では .mcpb バンドルを展開した MCP サーバーをローカルで実行する形になります。配布バンドルに含まれる dist/index.js を Claude Code の MCP 設定で stdio 起動するように追加すれば連携が有効になります。
起動後のフローは Desktop 版と同じで、VideoBuff の編集タブを開いた状態でプロンプトを送ることで Claude が編集を進めます。複数の Claude Code セッションが同時に同じ VideoBuff タブを操作しようとした場合でも、リーダー選出の仕組みにより 1 セッションだけがアクティブになり、他はフォロワーとして同じ編集状態を共有します。
詳細な設定ファイルの記述例は配布バンドル内の README を参照してください。
プロンプト例:できること
日本語でも英語でも自然な文章で指示できます。例えば「この動画の最初の 3 秒をカットして、冒頭に『OPENING』というタイトルを入れて」「全クリップにシネマティックなカラグレを当てて、クリップの切り替わりにディゾルブを入れて」「書き出しダイアログを開いて」などが典型的な指示です。
Claude はタイムラインの現在の状態(クリップ一覧、長さ、テキスト内容、カラー設定など)をツール経由で読み取ってから行動するので、「今あるテキストを大きく」「最後のクリップだけ明るく」のように状態に依存した指示も通ります。
書き出しの実行自体は、解像度・コーデック・保存先の選択が必要なため、ユーザーに操作してもらう構成にしています。Claude は書き出しダイアログを開くところまで進めてから「解像度や保存先を選んで Export を押してください」とアナウンスします。
制限と注意点
ファイルのインポートも、書き出しの実行も、最終的にはユーザーのクリックが必要です。Claude はインポートダイアログや書き出しダイアログを開くところまで進めますが、ファイルの選択や保存先の指定は人間が行う流れにしています。
タイムライン上の音声波形を「聴いて」ナレーションの位置を合わせたり、プレビュー画面を「見て」レイアウトを確認するといった視覚・聴覚的な判断は現状できません。メタデータ(長さ、テキスト内容、色パラメータ、フォントサイズの測定値など)を読み取って推論する方式です。
複雑な編集を 1 回のプロンプトで完結させようとするより、「まずカット」「次にテキスト」「最後に書き出し」のように段階的に指示する方が安定して動きます。
プライバシー:何が送信されるか
動画・音声・画像ファイルやプロジェクトデータは、Claude 連携中でも一切サーバーには送信されません。編集処理はすべてブラウザ内で完結し、Claude もブラウザ内の状態をローカルの MCP サーバー経由で読むだけです。
改善目的の匿名利用統計のみ、送信される場合があります。内訳はツール名・成否・おおまかな所要時間・MCP バージョン・OS 種別です。編集中のファイルの内容、プロジェクト名、テキスト内容などは含まれません。利用動向の把握のため、端末内に匿名 UUID を 1 つ保存してそれを識別子として付与しますが、個人を特定する情報は含みません。
匿名利用統計は .mcpb インストール時のトグル、もしくは MCP 設定でいつでもオフにできます。詳細はプライバシーポリシーを参照してください。