Claude に動画編集を任せる|Claude Desktop / Claude Code と VideoBuff をつなぐ
Claude Desktop や Claude Code から VideoBuff を操作し、カット、クリップの前後の無音の削除、文字の追加、色の調整、アニメーションづくりをチャットで頼む方法。Claude は仕上がりの画面を見て確かめながら進めます。入れ方、頼み方の例、苦手なこと、Claude に渡る情報を解説します。
自分で編集してもいい、Claude に任せてもいい
Claude と VideoBuff をつなぐと、編集の作業をチャットで頼めるようになります。
- 面倒な作業をまとめて — 「クリップの前後の無音を切って」「全部のタイトルを同じ大きさに」「写真を 3 秒ずつ並べて、つなぎはディゾルブで」
- 見た目を整える — 「この場面だけ暖かい色に」「ナレーションが聞き取りやすい音量に」
- 素材を作る — GSAP の動くタイトルや図解、three.js の 3D のロゴ。手持ちの写真やロゴ(SVG)、Blender などで作った 3D モデル(.glb)も、ファイルの場所を伝えればアニメーションに使えます。できたアニメーションは「色を変えて」「あと 2 秒長く」と頼めば作り直せます。詳しくは「Claude がつくる素材」のガイドへ
エディタでできることは、Claude にも頼めます。 カット・トリム・並べ替え、文字、色(プリセットや「✨ オート」も)、音量・EQ・コンプレッサー(「オート」も)、画像の影や遠近の補正、映像と音声の切り離し、話し声を文字に起こした字幕づくり(カラオケ字幕も。英語などほかの言語の字幕は、Claude が訳して書き換えます)まで。「いま選んでいるクリップを」「ここから」と言えば、選んでいるクリップや再生位置も Claude に伝わります。
エディタで取り込んだ素材は、そのまま Claude も使えます。Claude は作業のあとに仕上がりの画面を自分で見て、文字がはみ出していないか、狙った色になっているかを確かめます。気になるところがあれば「もう少し明るく」と言い直すだけです。
手での編集はいつでもそのまま使えます。Claude が作業している間もマウスとキーボードは使え、Claude の変更は「元に戻す」で 1 つずつ取り消せます。Claude が操作できるのは VideoBuff のタブが開いている間だけです。
入れ方:Claude Desktop
Claude Desktop の拡張機能は macOS と Windows で使えます。Claude Desktop を起動しておいてください。
- VideoBuff のエディタを Chrome・Edge・Firefox で開き、上部の「Claude と連携する」を押します(Safari では使えません)
- 開いたパネルの「.mcpb をダウンロード」から、拡張機能のファイルをダウンロードします
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると Claude Desktop が拡張機能として取り込むので、追加します(Claude Desktop の「Install Extension…」からファイルを選んでも入れられます)
- パネルに戻り、「連携を開始」の「Claude と連携する」を押します。説明の画面が出たら「次へ(ブラウザの許可に進む)」を押し、ブラウザが「このデバイス上の他のアプリやサービスにアクセスする」許可を求めてきたら「許可する」を選びます。この許可は、ブラウザとパソコンの中の拡張機能が通信するためのもので、一度許可すると videobuff.app 向けに記憶されます
- エディタの Claude の点が緑になればつながっています。Claude Desktop のチャットで頼み始めてください
新しい版が出たときは、同じパネルにお知らせが出ます。新しい .mcpb を同じようにダブルクリックすれば上書きされます。つながらないまま戻らないときは、Claude Desktop を一度終了して起動し直すと直ることが多いです。連携をやめたいときは、パネルの「連携を解除する」を押します。
入れ方:Claude Code
Claude Code から使うには Node.js 20 以上が必要です。
.mcpb は zip なので、展開すると中に dist/index.js があります。これを Claude Code に登録します。
claude mcp add videobuff -- node /展開した場所/dist/index.js
エディタ側は Claude Desktop と同じく、パネルの「連携を開始」の「Claude と連携する」を押して、ブラウザの許可を済ませておきます。VideoBuff のタブを開いた状態で Claude Code に「このフォルダの動画を全部タイムラインに並べて」のように頼めば、ターミナルから編集が進みます。ファイルの整理やほかのコマンドと組み合わせたいときに向いています。
Claude Desktop と Claude Code の両方からつないでも、同じエディタを操作できます。
頼み方の例
ふだんのことばで、日本語でも英語でも頼めます。
- 「クリップの前後の無音をまとめて切って」
- 「取り込んだ写真を全部、3 秒ずつ並べて。つなぎは 0.5 秒のディゾルブ」
- 「この場面だけ夕方っぽい暖かい色に」
- 「この動画に字幕を付けて。カラオケみたいに、話している言葉の色が変わるように」
- 「冒頭に、ロゴが回って出てくる 5 秒のオープニングを」
カット、色、音、文字、画像、速度、アニメーションなどの頼み方は、Claude に頼める動画編集の一覧にまとめています。
頼み方のコツ
- 一度に全部より、1 つずつ頼むほうが確実です(「まずカット」→「次にタイトル」)
- 「いい感じに」だけでも動きますが、場面や好み(「落ち着いた色で」「テンポよく」)を添えるほど狙いに近づきます
- 気になったら言い直せば大丈夫です。変更は「元に戻す」で取り消せます
書き出しは自分で: 解像度や保存先を選ぶ必要があるので、書き出しの画面は Claude が開き(解像度などを選んだ状態で開くこともできます)、最後のボタンはあなたが押します。素材の取り込みも同じで、ファイルを選ぶ画面を Claude が開きます。ファイルの場所を伝えれば、その場所から Claude が取り込むこともできます。
苦手なこと
- 動画を「再生して」見ることはできない — Claude が見るのは止まったコマの画像です。動きのなめらかさやテンポの良し悪しは、最後に自分で再生して確かめてください
- 音は「聞く」のではなく、大きさと文字で判断する — Claude は音の大きさの変化(どこが無音か、どこが大きすぎるか)が分かり、話している内容は、話し声を字幕に起こして読めます(初回はモデルのダウンロードがあり、数分かかります)。曲の雰囲気や声の調子までは分かりません
- 話の途中の間(ま)は、まとめて詰められない — まとめて切れるのは、クリップの前後の無音です。途中の短い間は音の大きさからは見つけにくいので、切りたい場所(何秒ごろ)を伝えて頼んでください
- 好みは伝えないと分からない — 「かっこよく」だけだと、Claude なりの解釈になります。好きな動画の雰囲気や色を言葉で添えると近づきます
- 長い連続作業は区切って — 「カット → 文字 → 色 → 書き出し」を 1 回に詰め込むより、段階ごとに頼むほうが安定します
- タブを閉じると止まる — VideoBuff のタブが開いている間だけ操作できます。タブを閉じたまま裏で編集を続けることはできません
- Safari では使えない — Safari は、Web ページからこのパソコンの中の拡張機能への通信を止めます。Chrome・Edge・Firefox で開いてください。プロジェクトと素材はブラウザごとに保存されるので、別のブラウザでは素材を読み込み直してください
Claude に渡る情報
素材のファイルそのものは、Claude と連携しているときも VideoBuff のサーバーには送られません。編集はすべてお使いのパソコンのブラウザの中で行います。ファイルの場所を伝えて取り込んだ素材や、アニメーションに使う写真・3D モデルも、パソコンの中の拡張機能からブラウザへ直接渡り、Claude との会話を通りません。
ただし、Claude が作業のために読んだ情報は Claude との会話に含まれ、Claude(Anthropic)のデータの扱いに従います。具体的には次のものです。
- プロジェクト名、取り込んだ素材のファイル名、クリップの一覧や長さ
- 文字の内容、色の設定、音の大きさの変化
- Claude が確かめるために見た画面の画像(ふだんは小さく縮めた静止画)と、取り込んだ動画の縮小サムネイル
- Claude が作ったアニメーションの設計図
見せたくない映像があるときは、その部分は手で編集してください。
例外として、Claude が作るアニメーションに書体を使うときは、書体名と使う文字が Google Fonts に送られます(立体の文字は VideoBuff のサーバーを経由して取り寄せます)。詳しくは「Claude がつくる素材」のガイドを参照してください。
このほか、改善のための匿名の利用統計を送る場合があります。内容は、使ったツールの名前、成否、おおよその所要時間、失敗したときのエラーの内容(ファイルの場所や名前などは伏せたもの)、拡張機能とエディタの版、つないでいるエディタが本番のサイトかどうかの区別、OS の種類、端末ごとの匿名の ID です。ファイルの中身、プロジェクト名、文字の内容は含みません。エディタ右上の設定(歯車)の「匿名の利用統計を送信」からいつでもオフにできます。詳しくはプライバシーポリシーを参照してください。

