キーボードショートカット完全ガイド
再生・編集・ナビゲーションに必要なショートカットを一覧で解説します。Premiere Pro / Final Cut に慣れた手のまま、VideoBuff に素早く移行するためのリファレンスです。
なぜキーボードが速いのか
動画編集の速度は結局のところ「プレイヘッドをどれだけ速く目的の位置に置けるか」「どれだけ速く切って貼れるか」で決まります。マウスでタイムラインをなぞるより、キーで J/K/L を押すほうが一桁速いですし、正確です。
VideoBuff のショートカットは Premiere Pro と Final Cut の共通集合を意識して設計されているので、両ツールの経験者はほぼそのまま指が動きます。初めての方でも、このページの組み合わせを 10 分ほど素振りすれば、マウス中心の編集より明らかに速くなる感覚が掴めるはずです。
以下、再生・編集・ナビゲーション・選択の 4 カテゴリに分けて紹介します。
再生とスクラブ
スペースキーで再生・停止を切り替えます。プレビュー画面をクリックしても同じ動作なので、どちらでも好みで使えます。
J/K/L は編集者にとって最重要の 3 キーです。K で停止、L で順再生、J で逆再生。L や J を連打すると再生速度が 2 倍・4 倍と上がっていくので、長尺の素材から目的のカットを探すときに効きます。K を押しながら L、K を押しながら J でスロー再生になります。
フレーム単位の微調整は左右矢印キー。1 フレームずつ進む/戻るので、カット位置の 1 フレームのずれを確認するときに使います。
編集操作
C はカットツール。プレイヘッド位置でクリップを分割するときに使います。Premiere Pro の Razor Tool と同じ感覚で、ショートカット → クリック一発で切れます。
⌘Z (Windows/Linux では Ctrl+Z) でアンドゥ、⌘⇧Z (または Ctrl+Shift+Z) でリドゥ。アンドゥ履歴は深めに取ってあるので、試しに大胆な編集を当ててみてから元に戻す、という使い方も気兼ねなくできます。
Delete キーで選択中のクリップを削除。⌘S (または Ctrl+S) で明示的な保存ですが、実際には約 1 秒ごとに自動保存されるので、⌘S はあまり押す機会がありません。
ナビゲーション
Home キーでタイムラインの先頭、End キーで末尾にプレイヘッドが飛びます。長いプロジェクトで「もう一度頭から」というときに便利です。
タイムラインのズームは + と - キー。マウスホイール + ⌘ / Ctrl でもズームできます。ズーム範囲は 5%~300% と広めなので、5 分の動画の全体を俯瞰することも、1 秒の切り替わりを精密に調整することも同じインターフェースでこなせます。
Shift + 矢印で、選択中のクリップを大きめに移動します (通常の矢印は 1 フレーム、Shift は数フレーム単位)。
選択とクリップボード
クリップのクリックで単一選択、⌘ (Ctrl) + クリックで複数選択が追加できます。Shift + クリックで範囲選択も可能です。
⌘C でコピー、⌘X でカット、⌘V でプレイヘッド位置にペースト。複数クリップを選択してコピーすれば、タイムラインの別の位置にまとめて複製できます。
⌘A でタイムライン全体を選択。全部まとめて移動したい、全部削除したい、というときに便利ですが、誤操作で全消しすることもあるので、直後に ⌘Z で戻せることを覚えておいてください。
チートシート
よく使うショートカットだけをコンパクトにまとめます。印刷してディスプレイの横に貼っておくのがおすすめです。
再生: Space (再生/停止) / J K L (逆・停止・順) / ← → (1 フレーム)
編集: C (カット) / Delete (削除) / ⌘Z (アンドゥ) / ⌘⇧Z (リドゥ) / ⌘S (保存)
ナビ: Home (先頭) / End (末尾) / + - (ズーム) / ⌘ + ホイール (ズーム)
選択: クリック (単一) / ⌘クリック (追加) / Shift クリック (範囲) / ⌘A (全選択) / ⌘C ⌘X ⌘V (コピー/カット/ペースト)